住宅省エネ性能に関する説明の義務化が、本日令和3年4月1日よりはじまりました。

建築士は、建築主に建築しようとしている建物が「省エネ基準に適合しているか」や、基準に適合しない場合の「省エネ性能確保のために必要となる変更内容」を説明する必要がある制度です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　

家づくりの省エネ性能の数値化というと、大手のハウスメーカーやパワービルダーが進んでいて、我々のような小さな会社では、「省エネ住宅です」と言っても説得力がなかったように感じます。しかし、これからはお客様それぞれの建物の「性能値」が明確になり、「省エネ住宅」であることが数値で見える化し、安心してお客様に勧められるようになります。

「高い断熱性能」 や「効率の良い建築設備」を備えた「省エネ住宅」は、将来的に光熱費などの経済性の面で優れているのみならず、家中が暖かい室内環境で生活することが可能となります。各部屋の温度差がなくなることから、交通事故より多発しているといわれるヒートショック等の死亡が少なくなり、「健康寿命」が長くなることが期待されるでしょう。

また、深刻な問題になっている地球温暖化による平均気温の上昇は、日常の生活や自然の生態系にさまざまな影響を与えています。30年、40年後の「次世代 」が生きる地球はどうなっていることでしょう。もはや他人事ではありません。省エネ住宅をつくることより、企業としても、個人としても温暖化防止に貢献できると考えています。そして、材料を厳選することにより「人」にもやさしく、長持ちする「家」に住んで頂く事ができます。

Ｙ・Ｙ工房は、「人」「家」「地球」にやさしく「次世代」に継いでいける家づくりを推奨します。